雑記) 絵画を鑑賞する、ということ。
こんにちは、くまいちです。
あなたは美術館へ行きますか?
プライベートで美術館へ行ったこと、ありますか?
僕は美術館へ行くのが好きなのですが、実はイマイチ何が理由で美術館へ行くのが好きなのかよく分かっていなかったりします。
別に、家族が美術に興味があるという訳でもなく。
実家に画集があるという訳でもなく。
でも、僕は美術館へ行くことが好きです。
ガッツリ絵を見ます。
しかも、どうせ絵を見るんだったら…とその背景や題材について調べてみたりします。
そこまで絵を見ることが好きになったのは何故なのでしょうか。
記憶にある中で一番最初の美術展は上野にある東京国立博物館の「レオナルド・ダ・ヴィンチ―天才の実像」です。
何を思ったか、「受胎告知を生で見たい!」と思ったんですよね。
一生見る機会がないと思ったことだけはよく覚えています。
そして実際に行ってみたら…
それはもう衝撃でした。
空気遠近法、一点透視図法…自然科学的に研究されたうえで描かれた絵画、
そして万物の天才と言われてはいますが、ただの天才ではない。
彼の強く、広い対象に向けられた知的好奇心が彼を研究に駆り立てたのがよくわかります。
紙葉と呼ばれる彼の大量のノートにその痕跡が残っています。
様々なことをインプットし、大量にアウトプットする。
ただの天才ではなく、努力もしている。
それがカッコよく思え、展覧会に夢中でした。
それがきっかけだったのかもしれません。
ダ・ヴィンチ作品に描かれている人は誰??
と、Wikipediaで聖書の人物を調べたり(Wikipediaって細かく学ぶには向いていないかもしれませんが、こんな人が存在しただとか、こんな物語があるだとかを知るには最適だと思います。)
そして、描かれている人物がだれか分かると、他の画家による作品でも分かるようになるんですよね。
「深いブルーの衣装を着た女性だから聖母マリアって人かな?」なんて風に幼心に謎解きをしたものです。
そして、リンクして「『アヴェ・マリア』の『マリア』ってこの人なんだ!」とクラシックにも派生したり。
きっと、そうやって知識を増やしていって、謎解きをするのが楽しかったのでしょう。
そう思うと、芸術鑑賞とはかけ離れた感じがしますね笑
あ、印象派の絵も好きですよ。
たとえばこういう…
こういった作品はある意味気楽です。
描かれているものについての謎解きゲームをするのではなくって、
描かれている光の加減や色遣いを楽しめばよいので…
こんな風に、美術館へ行くのが好きな人は偶々運命的な出会いを果たして、
そして美術館へ行くようになるのかもしれませんね。
ではまた!!
もしも、あなたならではの出会い・美術館へ行くようになったきっかけがあったら
コメントなどで教えてくださいね♪
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