大人のピアノ、1年でゼロからどこまで? Byくまいち。

大人のピアノ、はじめました。ゼロからのスタートです。時々語学(スペイン語)も。

サティ「あなたがほしい」〜無料楽譜を読んだりフランス語歌詞を考察したり。

こんにちは、くまいちです。

今日は、好きな曲を紹介させてください。

ピアノ初心者の僕が楽譜を読んでの感想・歌詞のフランス語についての考察(?)もあります。
無料の楽譜・音源リンクも掲載しておくので併せてどうぞ!

ピアノだけでなく、フランス語やスペイン語に関心がある方も読んでください!

E.サティ"Je te veux"「あなたがほしい」

さて、タイトルを見てみましょう。

Jeは私。teはあなたが(君が)。veux (vouloir)は欲しい、です。
フランス語のTu(te)は親しい相手に使うのですが、和訳の際に女性が歌うことを考えて「あなたが」という訳になったのでしょうね。
昭和歌謡だと女性から男性への2人称としてあなた」が歌詞よく出てきますよね。
(社会言語学の範疇かな?)

歌詞は、かなり濃〜い大人のラヴソングです。
男性と女性で歌詞が違います。
男性版では「おまえがほしい」と訳されていることも。

さて、LGBTの方が歌うときって歌詞どうしているんでしょう?
歌詞の男性版、女性版の区別って、相手の性別に合わせて歌詞が違うんです。
男性名詞、女性名詞の使い分けなどですね。

それでは、ゲイは相手の性別が男性の歌詞を歌えば良いの…?

…難しいところ。
実は、"Fais de moi ta maîtresse"
「私をあなたの恋人(メトレス)にして」という歌詞の"maîtresse"が女性名詞なんです。

今の時代、この美しい曲をLGBTをオープンにしているシンガーが歌うこともあり得ると思うのですが、歌詞はどうなのでしょう…?


無料の楽譜・音源はこちら。
imslp.org

楽譜を読んでみると、オクターブで演奏する部分が多いんですよね。

例えば、主旋律もかなりの部分が片手でオクターブ下の音を抑えながらです。

これ、例えばどんな曲が準備練習になるのでしょう??
たとえば、ハノンの56番。これは分散オクターブによる音階ですよね。
こういう曲を練習に組み込めばいい…?
バーナムピアノテクニックでも早い段階からオクターブは出てきますよね。

手が小さいからか、開きが悪いからか結構オクターブは心折れがちだったのですが、
このロマンティックな曲で必要だと思うと頑張っちゃいますね♪

では、また!

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